ログインユウは、そんな彼女の様子を察し、少しだけ歩調を緩めながら、優しく声を掛けた。
「服を汚したのを気にしてるのか?」
図星を指されたクラリスは、ビクリと肩を震わせた。そして、ユウの視線から逃れるように、勢いよくそっぽを向くと、必死に取り繕うように答えた。
「ふんっ。そ、そんな訳……ないじゃない……」
クラリスは、普段の強気な声とは打って変わって、微かに声を震わせながら答えた。その声には、隠しきれない動揺と、母親に叱られることへの恐怖が滲んでいる。否定の言葉とは裏腹に、彼女はユウの服を掴む指先に、一層強い力を込めた。その小さな手が、頼れる唯一の存在にしがみつくように、ユウのシャツの生地をぎゅっと握りしめていた。
「服の心配ならするなって! 俺が無理やり誘って泥遊びをしたことにして、俺が代わりに怒られるようにするから」
ユウは、クラリスを安心させようと、屈託のない笑顔でそう言いきった。その言葉には、一切の躊躇いがなかった。
「……はぁ? そんな事しなくて良いわよ……」
クラリスは驚き、思わず問い返したが、その声は僅かに戸惑っている。彼女は、ユウが自分を守ろうとしていることを理解し、心の奥底で暖かな感情が湧き上がるのを感じた。
「お姫様を守らないとだろ? 気にすんなって」
ユウは、木の枝で作った『剣』を肩に担ぎ直し、まるで本物の騎士のように胸を張って言った。その青い瞳は、クラリスを真っ直ぐに見つめ、強い決意を映していた。
「ば、ばかぁ……ありがと……ユウ」
クラリスの口から出たのは、照れ隠しのような罵倒と、心の底からの感謝の言葉だった。ユウの優しさと覚悟が、彼女の胸の中に渦巻いていた不安を、一瞬にして溶かしていった。
クラリスは、心底安心したように、これまで潤んでいた琥珀色の瞳を輝かせ、満面の笑みを浮かべた。そして、彼女はユウのシャツを掴んでいた手を離し、代わりにユウの小さな手をぎゅっと握りしめた。その温かい手の感触は、二人にとって何よりも心強い誓いのように感じられた。
クラリスの家は、村の中でも一際目を引く豪邸だった。彼女の父親は裕福な商人であり、その屋敷には数人のメイドや使用人が雇われているほどで、クラリスはその商家の娘として何不自由なく育っていた。
一方、ユウの家はクラリスの屋敷からほど近い場所にあった。ユウの母親は、農作業が比較的暇になる時期には、クラリスの家に出向いて手伝いをすることがあり、両家は以前から交流のある間柄だった。幼少期から家が近所であることに加え、子ども同士の年齢が近いということもあり、互いの家族ぐるみで仲が良く、頻繁に行き来があった。
そんな背景もあり、クラリスが礼儀作法やテーブルマナーなどの習い事をする際にも、事あるごとにクラリスに強引に誘われ、ユウも半ば強制的に付き合わされて一緒に習う羽目になっていた。クラリスの母親もまた、礼儀正しく明るいユウのことを気に入っていたため、娘の少々強引な誘いを咎めることは一切なく、むしろ喜んで受け入れていた。
その結果、ユウは農家の息子でありながら、礼儀作法や貴族的な教養の一部を、クラリスと共に身につけていくことになったのだ。
二人が連れ立ってクラリスの屋敷の玄関を潜ると、そこには待ち構えていたクラリスの母親が立っていた。彼女は、クラリスの着ているフリルのついた豪華なドレスが、泥と土でひどく汚れているのを目にした途端、顔色をサッと変えた。
「クラリス!? その格好はなにごとなの!?」
母親の鋭い声に、クラリスは恐怖でビクッと肩を震わせた。彼女はすぐにユウの背中に隠れ、その小さな体にしがみついた。
ユウは、クラリスを自分の後ろにしっかりと庇うように立たせると、母親に対して一歩前に踏み出した。幼いながらも真剣な、一点の曇りもない表情をして、深々と頭を下げ、はっきりと謝罪の言葉を口にした。
「これは、その……お、俺がクラリスを無理やり誘って……すみません! クラリスは、悪くない……です」
ユウの声は、わずかに震えていたが、クラリスを守ろうとする強い意志が込められていた。
クラリスの母親は、ユウのあまりにも真剣な表情と、自分の娘を必死に庇おうとする健気な姿を目の当たりにし、言葉を失った。彼女の顔に浮かんでいた怒りの感情は、まるで陽炎のように消え去り、代わりに困惑と諦念の入り混じった表情になった。
「はぁ……そう、良いわ」
母親は天を仰ぐように、深い、深い溜息をついた。
「遊ぶなら着替えて遊びに行きなさい! 二人とも、すぐに使用人に言って、お風呂に入って汚れを落としてから、ご飯にするわよ」
そう言いながらも、母親の口元には、二人の友情に対する静かな安堵の笑みが、微かに浮かんでいた。
ユウは、ホッと安堵の息を漏らすと、クラリスの母親に改めて深々と頭を下げた。そして、心からの感謝を込めて、太陽のような飛び切りの笑顔を母親に向け、帰宅しようとした。
彼は、濁流と痛みに耐えながら、岸辺の岩場に手を伸ばし続けた。腕が引きちぎれるほどの激痛と、水に濡れた服の重みに耐え、最後の力を振り絞って何とか岸に這いあがった。 ユウは、愛しいリーナを抱えたまま、近くにあった、雨風をしのげそうな小さな洞窟を見つけ、よろめきながら避難した。洞窟の奥の、比較的平らな岩場に、リーナの濡れた身体を優しく寝かせた。 彼女の顔色は青ざめていたが、微かに呼吸をしていることを確認すると、ユウは張り詰めていた緊張の糸が切れ、ホッとした安堵のため息を漏らした。(良かった……リーナは、無事だ……) 自分の背中から再び血が滲み出ているのを感じながらも、その痛みすら気にならなくなった。彼は、リーナの傍、ゴツゴツとした岩場に倒れ込むように横になると、そのまま意識を手放した。 気を失ったユウの背中に負った傷は、彼の想像よりも遥かに深く重症だった。激流の中で打ち付けられた衝撃は、先日のオオカミの牙による傷とは比べ物にならないほど深刻だった。ユウ自身は、激しい水浴びと洞窟内の暗闇、そして痛覚の麻痺から、背中から滴る熱い血を、ただ単に体が濡れて水が滴っているだけだと勘違いしていた。 そして、彼が意識を失い倒れ込んだこの洞窟は、村や町で古くから『入ってはならない』と厳しく言い伝えられていた、忌み嫌われる場所だった。 そこは、かつて大陸全土を震え上がらせたドラゴンが棲みついていた場所だ。そのドラゴンが亡くなった現在でも、洞窟全体から発せられる異様な気配と、巨大な魔力の影響で、普通の魔物や凶暴な魔獣でさえ、本能的に恐れを抱き、決して近づこうとしなかった。 亡くなったドラゴンは、ただのドラゴンではない。遥か太古の時代から生き続けていたという古龍、すなわち最古のドラゴンだった。その莫大な魔力やオーラは、全身の骨格、そして心臓のあった場所で巨大な輝きを放つ魔石に宿り続けていた。そのドラゴンの残した魔力とオーラが、洞窟全体から常時放出され続けているために、今なお誰もこの場所に足を踏み入れることができずにいたのだ。 ユウが、意識を失ってゴツゴツとした岩場だと認識していた場所こそが
「んふふ……もう、ユウのばか……。肉は焦げるだけで……切り落とせばいいじゃない……見られたら、記憶に残っちゃうんだから! そんなの、絶対にイヤよ! むぅぅっ」 リーナは、怒りながらも満更でもないといった表情で、甘い吐息を漏らした。 ユウは、慌てて服を身につけると、すぐに焚火の元へ駆け寄った。串に刺して焼いていたワイルドボアの肉を確かめると、遠火でじっくりと焼いていたおかげで、一部が軽く焦げ付いていただけで、どうやら中まで炭になっている様子はなかった。「ふぅ……良かった。これなら、まだ美味しく食べられそうだ」 ユウは安堵の息を漏らした。焦げた部分をナイフで削り落とすと、肉は相変わらず香ばしい匂いを立てていた。 ユウが焦げた肉の処理をしている頃、リーナは隠れ家の中で横になったまま、先ほどの出来事を鮮明に思い出していた。 愛の後の熱に包まれた身体は、まだ快感の余韻で微かに震えていた。その愛の記憶と、自分の行為が結びつき、リーナの顔は火が出そうなほど真っ赤に染まっていた。彼女は両手で顔を覆い、熱を持った頬を隠した。「はぅ……わたし、これでも王女なのよ……」 小さく、情けないような声が口から漏れた。スカートを捲られて、下着を見られ、練習後の汗ばんだ太ももを舐められたこと。そして、愛する人とはいえ、アソコを舐められて、あんなにも気持ちよくなってユウの口の中に潮を噴き出してしまったこと。その一つ一つが、厳格な王族の教育を受けてきた彼女にとって、信じられないほど恥ずかしい行為だった。「あぅぅぅぅ……恥ずかしすぎるわ」 しかし、同時に、彼女の心は知っていた。「でも、ユウは少しも嫌がりもしてなかったわ……」 むしろ、ユウに求められることが、この上ない幸福と快感だった。その事実が、更なる羞恥心と、止められない愛おしさを彼女の心にもたらしていた。
リーナの温かい内側から伝わる確かな感触が、ユウの背筋を震わせた。「ユウの……全部、ちょうだい……全部よ……ん、んぅ……」 彼女の甘い囁きと、彼の身体の奥を満たす熱い感覚に、ユウは二度目の絶頂へと向かって、愛するリーナとの交わりを深めていった。 二人の愛は、隠れ家の中でさらに深まっていった。ユウは、リーナの熱い視線に応えるように、彼女の着ていた可愛らしいシャツの裾に手をかけ、ゆっくりとそれを脱がせた。 シャツが取り払われると、汗と愛の熱で火照ったリーナの胸が露になった。淡いピンク色をした乳首は、快感で小さくツンと立ち上がっており、その胸は、可愛らしい外見とは裏腹に、ユウの片手でも覆えないほどの大きさと豊かな弾力と柔らかさを持っていた。 ユウは、その見事な胸に再び魅了され、今度は乳首に夢中になった。彼は、乳輪全体を覆うように吸い付き、「ちゅぱっ、ちゅぅぅ」と音を立てながら、甘く、激しく愛撫し始めた。「ひゃぁっ! んんっ……そこは……だめぇ……!」 乳首への直接的な刺激は、リーナの身体を激しく波打たせた。彼女は、背中を反らせながら、ユウの頭を抱きしめるように髪を掴んだ。 ユウは、吸い付く間に、そのまま胸全体を丁寧に舌で舐め上げた。鎖骨の下から谷間、そして柔らかな胸の膨らみへと、彼の舌が熱い軌跡を描く。「あぁ……はぅっ……ふぅぅっ……ユウの、舌が……きもち……いぃ……」 ユウは、愛撫を続けながら、腰をゆっくりと、しかし確実に動かし始めた。乳首を吸い上げられる快感と、内部を満たされ擦り上げられる快感が同時に襲いかかり、リーナの全身は快楽に震えた。「んんっ、あぁあぁっ! ひぅっ……やめ…&helli
ユウは、抱き上げたリーナをそのまま、二人だけの秘密の隠れ家へと急いだ。隠れ家の床には、ユウが事前に集めた柔らかな苔や布が敷き詰められ、その上に丈夫な大きな葉が重ねられていた。彼は、その柔らかい寝床に、リーナを細心の注意を払いながら、大切に優しく寝かせた。 リーナは、横たえられながらも、ユウへの熱い視線を送っていた。ユウは、そのリーナの足元に座り込むと、彼女の可愛らしいスカートをゆっくりと捲り上げた。「んんっ……」 リーナは、その行為に恥ずかしそうに目を閉じ、小さく声を漏らした。ユウは、彼女が先ほどまで身に着けていた淡いピンク色のパンツに手をかけ、優しくそれを引き下ろした。完全に無防備になったリーナの秘所が、薄暗い隠れ家の光の中で、艶かしくユウの視界に広がる。 ユウは、恥ずかしそうにしている彼女の膝を優しく開き、その間に顔を寄せた。「ひゃぁ……!ユウ……だめぇ……っ」 リーナは抵抗の言葉を口にしたが、その声はすでに甘く蕩けていた。 ユウは、まず、彼女の下腹部の柔らかな恥丘に舌を這わせた。練習後の汗の微かな香りと、肌の温もりがユウの口内に広がる。そのまま、彼の舌は白いお腹へと丁寧に舐め上げ、そしてまた戻って、最も敏感な部分へと向かっていった。「ちゅっ……れろ、れろれろ……んんっ……」 ユウの温かい舌が、ついにリーナの熱を持った陰唇に触れた。初めてにゅるにゅると舐められるその感触に、リーナの身体は大きく「ビクッ」と跳ね上がった。「ぁあぁぁああッ!! ひぁぁっ……な、なにこれ……!?」 彼女は、これまでに感じたことのない、強烈な快感に襲われ、息が詰まった。快感は、身体の奥底、子宮を直接揺さぶるような感覚で、全身を貫いた。「すごい……ユウの舌……あぁ、気持ちよすぎ&hellip
自分の汗の匂いや、練習後の熱を持った肌を、彼に直接感じられるのが恥ずかしくてたまらなかったのだ。「いいんだ……この匂い、好きだ……ぞ」 ユウは、彼女の抵抗を無視するように、太ももに顔を強く押し付けた。彼の熱い吐息が、パンツ越しに彼女の肌に伝わってくる。「んぅ……ふぅぅっ……やぁ……」 ユウに強く求められているという事実に、リーナの羞恥心はすぐに喜びへと変わった。彼女は、ユウの頭を抱きしめるように腕を回し、甘い吐息を漏らした。「あぁ……ユウ……ん……んぅ……はぁぁ」 汗ばんだ太ももに顔を埋められ、その熱と匂いを深く吸い込まれているという、淫らな状況に、リーナの身体は再び熱を帯び、彼女の喉から、小さく、しかし愛おしそうな喘ぎが漏れ出した。 ユウは、リーナの柔らかな太ももに顔を埋めたまま、そのままその色白い肌に唇を寄せた。そして、練習の後に汗ばんだ太ももの表面を、舌先で丁寧に舐め上げ始めた。「ひゃぁっ!? んぅ……っ!」 突然の直接的な刺激に、リーナの身体は大きく跳ね上がり、驚きと快感の入り混じった悲鳴のような声が上がった。ユウの舌が触れた場所は、彼の唾液とリーナの汗で濡れ、艶めかしく光る。「んんっ……やぁ! ゆ、ユウ……そんな、ところ……だ、だめえぇ……」 リーナは、羞恥心から体をくねらせながらも、ユウの頭を両手でしっかりと固定し、その行為を止めようとはしなかった。彼の舌が、太ももの付け根近く、パンツの際を丁寧に這い回るたびに、彼女の身体はビクッと震えた。「ちゅ、ちゅぷっ……れろっ……」 ユウの舌が肌を滑る水音が、静か
リーナは、ユウの拒否に、愛を拒絶されたのではないかと不安になり、潤んだ瞳でユウを見つめた。彼女の顔には、傷つきそうな幼い感情が揺らめいていた。「それは、イヤじゃない……」 ユウは、リーナの不安な表情を見て、すぐに自分の言葉を訂正した。「むしろ、リーナと……け、結婚したいって……思ってる。お前を、命がけで守る!」 彼は、先ほど身を挺してリーナを守った時の熱い決意をそのまま言葉にした。その声は、真剣そのものだった。「ば、ばかぁ……もう、分かったから……」 リーナは、ユウのまっすぐな告白と、再び口にした「命がけで守る」という言葉に、胸がいっぱいになった。彼女の頬は、再び朱色に染まった。「危険なことはしないで。……約束よ」 彼女は、ユウの服に付いた彼の血の痕をそっと撫でながら、もう二度と彼に危険な真似をしてほしくないと、切実な願いを込めて囁いた。 あのオオカミに襲われた事件から数日が経ち、リーナの回復魔法のおかげで、ユウの体は完璧に元通りになっていた。背中に負った傷の痕は微塵も残っておらず、彼は再び精力的に日々を過ごしていた。 この数日間で、ユウとリーナの愛は、より深く、確かなものへと進化していた。命懸けで守り、守られた経験は、二人の間に言葉にはできない強い絆を生み出していた。朝の訓練が終わると、二人は遠慮なく抱きしめ合い、甘いキスを交わすことが、すっかり日課になっていた。 それと同時に、ユウの剣術や魔法の会得も順調に進んでいた。リーナとの愛を確かめ合うことで、彼の内に秘められた魔力は安定し始め、剣を握る手には以前よりも確かな力が宿っていた。彼の動きは機敏になり、小さな光ではあったが、指先から火花を散らす程度の火魔法なら、意識して使えるようになっていた。 ユウは、愛するリーナを傍で守るという強い決意を胸に、着実に冒険者としての力を身につけていた。 その日の朝の練習を終える頃には、ユウの